都内の区立中学に娘を通わせる母親は、3年生の彼女が「卒業の記念に旅行に行く」と言いだしても、別段、驚かなかった。学校行事だというし、何しろクラス担任からは事前に、「卒業旅行の日程表」を、娘を通じて受け取っている。高校入試が無事終わって進路も決まり、羽根を伸ばすのにちょうど良いという、親心もあったのだ。
こうして1泊2日の「卒業旅行」に娘を送り出したのだが、帰ってきて高校に進学しだしたころから、娘の様子がどうもおかしい。入学したばかりの学校で何かイヤなことでもあったのではないか…。心配した母親に、娘はとんでもないことを打ち明けた。何と、悩みの種は高校に入学してからのことではなく、すでに卒業した中学時代の問題だった。
娘の悩みとは、中学時代クラス担任だった男性教師(51)から付きまとわれて困っているというもの。何でこんなことになってしまったのか聞き出して、母親はひっくり返ってしまった。卒業間際に行かせたあの「卒業旅行」は実は、その教師との2人だけの「お忍び」旅行だったというのだ。

「でも、確かに学校の『日程表』もあったでしょっ!」詰め寄る母親が混乱するのも無理はない。このスケベ教師、勝手に作ったウソの日程表を学校側が発行したと見せかけ、親を信用させるために生徒から渡させていたというのだ。教師と教え子の恋の逃避行-クルマで向かった先は栃木県那須町のホテル。宿帳には「親子」と偽り、生徒には教師の苗字を書かせていた。
生徒はこのほど、弁護士を通じ警視庁に被害届け。教師は、児童福祉法違反(淫行)容疑で逮捕されたのだった。「卒業旅行」先の那須町のホテルで生徒にわいせつ行為をしたことが直接の逮捕容疑だが、余罪はボロボロ出てきそう。2人だけで旅行したことについて、被害に遭った生徒は、「信頼していた先生に嫌われるのが怖く、誘いを断れなかった」と話しているという。
このスケベ教師は、1980年に教員採用されたベテラン。この中学校には2001年に赴任してきて、数学を担当していた。同僚らによると、「めがねをかけたやせ型で、派手な雰囲気はない。ごく普通の、穏やかで優しいタイプの先生」「物静かで、勤務態度に問題はなかった」との評判。妻がいて、生徒との関係は、「淫行」だけでなく、「不倫」でもあった。













