AVメーカー・ルビーの作品「説教強姦」(相沢ゆう他出演)は、大都会で1人暮らしする女性を狙って部屋に侵入してきたレイプ犯が、強姦した相手の女性に対し、戸締りやら防犯ベルの設置、果ては女性の生き方などについて説教をかます、といった内容のストーリー物。塾女系のカテゴリーに含まれる。

どうせビデオの中だけの話とバカにしてはイケナイ。このほど強制わいせつと住居侵入の疑いで警察に逮捕された男(53)は、まるでこの作品を参考にしたのではないかと思われるほど、ストーリーに忠実に犯行を遂行したのだった。
直接の逮捕容疑は、昨年4月のある晩、神奈川県川崎市の女性看護師(23)の部屋に、かぎの掛かっていないベランダから侵入。包丁を突きつけて「静かにしろ」と脅し、わいせつな行為をした疑い。ビデオ作品と違うのは、なんとこの男、口止め料として、女性に1万円を渡して逃げたというのだ。
付近では数年前から、同じように1人暮らしの女性宅に深夜、何者かが無施錠の窓などから入り込み、わいせつ行為をされたという被害の届けが続出していた。犯人の特徴は、口止め料として2000円から、多い時には10万円を置いて去って行くということ。そして逃げ際には、「ちゃんと戸締りをするんだよ」と諭したり、「記念に」と女性に握手を求めたという。
女性をレイプした上で金品を奪えば、「強盗強姦」(無期または7年以上の懲役)という、単なる「強姦」(2年以上の懲役)よりかなり重い罪が適用される。しかし、この男は金品を奪うどころか、逆に現金を置いて帰っている。果たしてその意味するところは、エッチさせてくれた見返りか、説教を聞いてくれたことへのお礼か…。
それにしても、被害届けが出ているだけでも、最高額10万円もの結構な大金を置いていったこの男。法を犯さなくても他に使い道はなかったのか? いや、そんなことより、払った「口止め料」が功を奏して、レイプされた上に説教まで受けても、「もうかっちゃった!」と被害を届け出ない女性も、ひょっとしたらたくさんいたのかもしれない。















