その日、香港のとあるやり手実業家は、いつものようにメイドが持ってきたコップに入った水を飲もうとして、顔をしかめた。「君、この水、なんか臭うじゃないか」。しかし、この家に雇われているインドネシア人メイドは、「いいえご主人さま、そんなことはないはずです」と毅然と首を横に振る。
コップになみなみと注がれた水は、明らかに尿の臭いがした。しかも心なしか、若干黄色く濁っている。雇い主の実業家は、「じゃあ君、これを飲んでみたまえ。飲めるのか?」と、いら立ったように言い放った。「どういうことですかご主人さま。全く問題ございません」。メイドは言われた通り、自分が運んできた水をごくごく飲んでみせた。
ところがそれでは納得いかないのが、香港の裏も表も知りつくしている実業家。メイドが飲み残したコップの水を取っておいて、研究所に持ち込み検査を依頼した。そこで、やはり尿が含まれていることが分かったのだ。裁判所はこのインドネシア人メイドに禁固6日間の有罪判決を下した。
審理でインドネシア人メイドは、「自分の皮膚の調子をよくするために尿を使っていた。雇い主のコップに入ったのは単なるミス」と犯意を否定。しかし、雇い主から迫られて自ら飲んだ際は、さすがに「尿入り」と分かっていながら、保身のためにしらばっくれて口に運んだようなのだ。現地の新聞「サウス・チャイナ・モーニング・ポスト」がこのほど報じた。
飲尿は民間療法として知られるほか、性風俗では重要なサービスと位置づけられる。客が風俗嬢に飲ませたり、風俗嬢の尿を客が飲んだり。カップルの間でも、比較的普通に行われている。いわゆるスカトロだ。世間では変態扱いされる。今回の香港の尿入り水事件もひょっとして、雇い主とメイドの間の単なる「プレイ」だったのかも。

いやいや、そんなことよりも、この報道にヒントを得た日本の風俗業界が、「メイドの尿、その場で飲めます」なんて新サービスを展開するかも。さらに発展して、「メイドがお客の尿を飲みます」なんてのも考えられる。これからしばらくは、メイド喫茶の巣窟、秋葉原や池袋から目が離せませんな。















