ちょっとエッチなことをさせてあげるだけでお小遣いがもらえてたのに。少女たちは「金づる」だったおじちゃんやおじいちゃんの逮捕劇に、実はチョー不満だったのかもしれない。
横浜の「おじちゃん」は新聞配達員。毎日、バイクに乗って夕刊を配達してくるのを、小学6年の女子児童(12)は心待ちにしていた。だって、一度に3000円もの、小学生にとっては結構な大金をくれるんだもの。
その日も夕方5時ごろ、おじちゃん(55)は来た。マンション前で目が合うと、おじちゃんは、優しそうな、そしてちょっとエッチな顔をした。おじちゃんは人気のない階段踊り場に手招きすると、女児の、まだ未発達の胸をさわさわ触り、ぐいぐいもんだ。
そしてそれに満足したのかまだ不満なのか分からないけど、せかされるように女児に1000円札3枚を手渡すと、次の配達先に向かってバイクを走らせたのだった。
この配達員は2年前から同じようなことを続け、しかも週何回も、まるで日課のように女児の身体をまさぐり、代わりに1000円札数枚を置いていった。この女児が、お小遣いでは到底買えないような高価な文具を持っているのに母親が気づき、配達員の「犯行」が明らかに。配達員は7月21日、強制わいせつ容疑で逮捕されたのだった。

一方、大阪の「おじいちゃん」は少し手が込んでいる。吹田市の女子小中学生の間では、「JR吹田駅周辺で握手をすると500円をくれるおじいちゃんがいる」との怪しい評判で持ちきりだった。500円が欲しい女子児童・生徒はうわさのおじいちゃん(77)に群がった。
でももちろん、おじいちゃんの最終目的はそんなことではない。駅で500円を渡したうち「めぼしい」少女は近くの自宅まで連れ込み、さらに10倍の5000円を渡し、青い果実をむさぼっていた。お金の出所は、月十数万円の年金だった。
一人暮らしのはずのおじいちゃんの家に頻繁に複数の少女が出入りするのを付近の住民が見とがめ警察に通報。おじいちゃんは7月25日、児童買春・ポルノ処罰法違反容疑でお縄になったのだった。
果たして「被害」少女らに、こうした行為が売春や援助交際に当たるという認識があったかどうか。動いたのが比較的廉価な金額だっただけに、少女らは罪の意識が薄かったのかもしれない。そしてそれが同時に、おじちゃん、おじいちゃんの狙いでもあった。
横浜の事件は、女児が高価な文具を買わなければ事件は表ざたにならなかった。大阪の場合は、少女が孫のふりでもしていれば通報されなかった。そうすれば2容疑者にとっても少女らにとっても、長らく平和なエンコー生活が続いていたのに…。















